QRPパワーメーター製作

 

アナログQRPパワーメータが欲しくて教材向け電圧計を改造して製作しました。SMAコネクタ入力、終端５０Ω抵抗はダミー抵抗SMAコネクタ接続、２W／0.1Wレンジ切替。

教材向け電圧計購入先：【アマゾン: エムシーピージャパン(MCP Japan)エムシーピージャパン アナログ直流電圧計 教材向け 3V, 15V 緑】

教材向けメータのナットを緩めて左端目盛りに針を合わせます。

手持ちのネジ山部分が長いSMAコネクタを使用しました。

ダミー抵抗（５０Ω）

５W

２W（２Wで使用するとかなりコネクタが熱くなり直接触ると火傷します）

回路図

各接続ターミナル・抵抗等を外して空いた穴をドリル５㎜とヤスリでSMAコネクタが取付られる大きさに広げて、SMAコネクタ・スイッチを取付、コンデンサ・抵抗・VR・ダイオードをはんだする。

1Ｎ６０ダイオードのはんだは短時間で行う。

VRMS（電圧実効値）の計算

【https://www.analog.com/jp/design-center/interactive-design-tools/dbconvert.html】

メータ目盛数値一覧表作成

例　１Wの場合

Vrms=7V（実効値）

安定化電源DC７Vをメータに入力して振れた針の位置を【１W】にする。

上記一覧のVrmsの電圧を入力して針が振れた位置に値をテプラで印刷して貼りました。

【パワー計を校正する測定器がないので保証できません。】

uSDXトランシーバ　7MHzCW送信

条件：BS170シングル・電源７V

出力をRFパワーメーターに-30dBアッテネータ接続して測定：－3.7dBｍ　

トランシーバ出力 26.3dBｍ(433.5mW)

QRPパワーメーター測定、振れた針が0.4W付近

オシロスコープ測定、５０Ωダミー抵抗を接続して測定Vpp 14.2V  (Vpeak 7V 0.5W)